海外旅行は、基本3フレーズでOK!私は毎年家族を連れて海外リゾートに行っているのですが、そこでネックになるのが、やはり英語の問題です。 我が家が海外旅行に行き始めた20年前は、日本語が通じやすいサイパン、グアム、ハワイの3つの島を毎回順番に回していました。 当時のサイパンは本当に日本語がよく通じました。空港と町はずれのお店以外は全て日本語が通じました。何せ観光客の9割以上が日本人のため、現地人にとって日本語が話せないといい仕事に就けない環境にあり、日本人経営のお店もいっぱいありました。当時ハワイはアメリカ人と日本人のためだけの観光地で、日本語を話せない人も「こんにちは」や「ありがとう」などの挨拶言葉は知っていて、それだけで安心して旅行が楽しめる状況でした。 私たちの海外旅行の一番の目的がサイパンでライセンスを取ったダイビングで、サイパンの海はかなり奇麗です。ところが開発の進んだグアムやハワイは海が汚れ魚影が薄く透明度が今一つです。3つの島の旅行をぐるぐる回していても飽きてきたのと、やはりダイバーの憧れはパラオやグレートバリアリーフですよね。数年続いた3島めぐりから脱却した私たちはいやおうなしでも英語を話さなければなりませんでした。特にダイビングでは白人または現地人の経営ばかりで、ブリーフィングも英語で受けなければなりません。 気が付いてみるとほとんどの会話を3パターンのフレーズで回わす技を習得していることに気が付きました。 1.何か欲しいときは、「 Do you have ・・・」 2.何かしたいときは、「 I would like to ・・・」 3.何かして欲しいときは、「 Could you ・・・」 さすがに現地の人との世間話となるとこの3フレーズだけというわけにはいきませんが、ホテルライフと食事とアクティビティーのための会話だけであれば十分です。 本当に3フレーズだけで大丈夫と思われるかもしれませんが、一つ、重要なポイントがあります。それは、海外で英語しか通じない相手と話す時は、相手にイニシアティブをとらせないのが鉄則!相手が喋るのを待つのではなく、必ず、自分の意思を伝えることから始めるのです。そうすれば途中で分からないことを言われても小さなアクシデントしか起こりません。大筋、OKです。 ところがある時、何の気構えもなくホーチミンのマクドナルドに入った時です。メニューを見ると日本にない現地メニューがいっぱい載っており迷っていたところ、現地人の販売員から親切にも高速の英語で商品説明が始まってしまったのです。通常であれば、最初に上記2番の「 I would like to order this one & this one. 」または、「 This one & this one please. 」と言ってしまえば何の問題もなく済んでしまったところですが、イニシアティブを取られてしまいました。流れって凄く重要ですね。 英語が不得意な人は、間違っても、「 What would you recommend ? 」などの言葉を決して覚えない様にして下さいね。 |